1. はじめに:ドライヤーの熱、ちょっとナメてませんか?

そんなあなた、もしかしてこう思ってません?
「トリートメントちゃんとしてるし、カラーも頻繁じゃないし…」
「原因、心当たりないんだけどな~」
……いや、それ、ドライヤーの熱かもです!!
実はこれ、美容室でめちゃくちゃある会話。
髪の傷みの原因って、ブリーチとかカラー剤みたいな“分かりやすいダメージ”ばっかりじゃなくて、ドライヤーの「毎日のちょっとした熱」もじわじわ効いてくるんですよ。

たとえるなら「毎日1円ずつ盗まれてるのに気づかないやつ」です(ちょっと怖い例え)
でも、美容師的に言わせてもらうと、こういう時こそ言いたい!!!
髪を熱から守るって、防御力の話。
「攻撃力(アイロン・ブリーチ)」ばっか気にして「防御力(熱対策)」を忘れたら、そりゃあ髪もボロボロになりますって。
このあと、「熱から守る方法」「おすすめアイテム(ミスト・ドライヤー・市販の神アイテム)」まで、がっつり紹介していきますのでお楽しみに🙌
2. そもそも…ドライヤーの熱ってどれくらいヤバいの?

「ドライヤーって、ただの風でしょ?
毎日使ってるけど、そんなに悪さしてる感じしないけど?」
……って思ってるそこのあなた。
ちょっと待った✋
実はドライヤーの温風、100〜120℃くらいあるんです。
使い方次第では、アイロンと変わらないくらい熱くなることも。
地肌にもキューティクルにもガンガン当ててるそれ、毎晩ちょっとずつ髪をローストしてるようなもんです🍖
でも「自然乾燥」はもっとNG
でね、美容師あるあるなんだけど、お客様にこう言うとよく返されます👇
「えっ…でも、乾かさないとダメなんでしょ?」
うん、その通りです。自然乾燥はもっとダメ。
でもだからこそ、ちゃんと「熱から守る」っていう発想が大事なんです。
髪の毛は「卵」と一緒!?
ここで、ちょっと理科の話🧪
髪の毛と卵白、実は“タンパク質”でできてる仲間なんです。
つまり──
熱を当てすぎると、目玉焼きの端っこみたいにパリパリに固まっちゃう。
これが「タンパク変性」
乾かしすぎた髪がゴワついたり、硬く感じたりするのって、この“髪が目玉焼き化”してるサインなんです🍳(悲報)

熱は必要。でも当てすぎたらアウト。
だから次は、「じゃあどう守るの?」って話、していきます👇
3. 熱から守るには『3段構え』が最強です

「ドライヤーって髪に悪いんでしょ?」
「じゃあ乾かさない方がいいの?」
──そんな極端な話じゃないんです。
ドライヤーはむしろ、使い方&“守り方”次第で、髪の味方になります。

で、美容師としてオススメしたいのが、“熱ダメージから髪を守る3段構え”。
これはもう、戦国時代でいえば鉄壁の防御陣。
現代でいえば「日焼け止め+日傘+帽子」みたいな感じです☀️
🛡️①「そもそも熱すぎないドライヤー」を使う
まず大前提、武器(ドライヤー)自体が凶暴すぎたら意味ない。
風温を自動でコントロールしてくれるタイプや、
60℃以下の低温設定ができるモデルなら、熱による乾燥やタンパク変性を最小限に抑えられます◎
💨②「ヒートプロテクト系ミスト(オイル)」で熱をブロック
熱対策の定番アイテム、ヒートプロテクトミスト(オイル)。
これはもう“髪の防具”みたいなもんです。
髪の表面にバリアを作って、熱を和らげてくれる上に、製品によってはUVケア・保湿・ツヤ出し・香りケアまで一緒に叶う万能選手。
「とりあえず1本持っとこ」なアイテムです🧴✨
💆♀️③「ダメージに強い髪」を育てるベースケア
そして見逃しがちだけど大事なのが、髪そのものの体力。
- 乾燥しやすい
- 絡まりやすい
- ハイダメージ毛
このままだと、どんなに守っても“崩れやすい防御”になっちゃいます…。
…このあたりも、地味に効いてきますよ✍️

ということで、
「ドライヤーで髪が痛む」はもう卒業。
3段構えで、毎日の“熱ダメージ”を防いでいきましょ🔥
4. 熱から守るドライヤー5選【美容師おすすめ】

「熱で髪が焼かれるくらいなら、乾かさない方がマシ…」
そう思ってるあなた、ちょっと待った!
今のドライヤー、進化してます。
昔のように「風が熱すぎる」「焦げる」なんてこと、実はちゃんと選べば避けられる時代なんです。
ここでは、美容師目線で「熱から守ってくれる賢いドライヤー」を5つご紹介◎
✨①『リファ』ビューテック ドライヤー🌟イチオシ🌟
\熱は“低め”が新常識/
髪や頭皮の温度が60℃以上にならないように、自動温度コントロールする『プロセンシング』機能が搭載。(モードによっては50℃以下)
しっかり乾くのに、まったく熱くないという不思議…!

僕も毎日愛用してます。↓

軽くてコンパクトサイズもあるので、旅行や出張にも◎↓
📝ポイント
✨②『パナソニック』ヘアドライヤー ナノケア
\自動で温度調整、まさに賢い相棒/
髪の温度を検知して風温を調整する「スマートセンシング」機能付き。
さらに“高浸透ナノイー”で保湿もできるから、乾かすたびにうるおいチャージ。

美容師から見ても「何役やってくれるの?」っていうハイスペックモデル。
📝ポイント
✨③『シャープ』プラズマクラスター[ドレープフロードライヤー]
シャープ プラズマクラスター[ドレープフロードライヤー]
\風が柔らかくて、まるで自然乾燥?/
普通のドライヤーの「熱風がバチバチ当たる感じ」が苦手な人に超おすすめ。
寝る前のドライやお子さんの髪にもぴったりな、やさしさ全開モデルです。
📝ポイント
✨④ダイソン スーパーソニック
\熱も乾燥もイオンでブロック!/
高風圧×低温設計がウリのDysonドライヤー。
風温が上がりすぎないように温度をコントロール。
📝ポイント
✨⑤ホリスティックキュア ドライヤーRp.
\ドライヤー革命、体感したことある?/
「風の種類が選べる」美容師愛用モデル。(僕も以前使ってました。)
モードごとに“髪質に合わせて風が変わる”という未来感。

「低温×遠赤外線」で芯から乾かすから、クセ毛やダメージ毛にも神対応。
📝ポイント
5. 熱から守る!洗い流さないトリートメント5選【ミストもオイルも、推しはこれ!】

これらの観点で、幅広い髪質に対応できる5本(オイルorミスト)を紹介します。👇
① ReFa|ロックトリートメント(オイルタイプ)🌟イチオシ🌟
\熱を利用して“まとまりを記憶する”プロ仕様ミスト/
髪の水分を熱で閉じ込めて、まとまりと形をロック!リファのハイテクノロジーが詰まった1本。乾かすたびに、髪が整っていく不思議…!湿気に負けたくないスタイルキープ派には特におすすめ。

リファドライヤーとのセット使いで、さらに相乗効果です🌟
📝ポイント
- ヒートアクティブ処方でまとまり&持続力◎
- 湿気の多い日でも“崩れにくい髪”に
- リファのドライヤーと相性抜群(メーカーがガチで設計してるだけある)
② モロッカンオイル|プロテクト&プリベント スプレー(ミストタイプ)
\髪を熱から守る、モロッカンの“白衣の天使”/
アルガンオイル配合で熱ダメージから守るだけでなく、色落ちや乾燥も防いでくれるミスト。ヘアカラーしてる人や、紫外線ダメージが気になる人に特にオススメ。香りはもちろん、あの“モロッカン”の高級感がしっかり◎
もちろん、定番のこちらもセットで使ってもGOODです。↓
📝ポイント
- ヒートプロテクト+カラープロテクト
- 軽い仕上がりでベタつきなし
- 乾かす前にシュッ!でサロン帰りの質感に
③ ミルボン|エルジューダ グレイスオン セラム(オイルタイプ)
\熱から守って、指通りスルン/
ドライヤー前の“おまじない”的な存在。バオバブオイルの力で、熱を与えるほど扱いやすい髪に変化していく感じ。ハネる・広がる・まとまらない…そんな髪に、優しく寄り添ってくれるオイルです。
📝ポイント
- 熱を加えることでやわらかい質感に
- 広がり・うねり対策にも効果的
- 香りで癒されたい派にも大人気
④ N.(エヌドット)|シアオイル(オイルタイプ)
\サラサラ派、全員集合!/
「しっとりは苦手…でも守りたい」そんな人にピッタリな、軽め仕上がりのオイル。熱からの保護はもちろん、シアバター由来で保湿力もしっかり。ベタつかず、するんっとまとまる髪に。
📝ポイント
- 熱から守る+サラサラ仕上げ
- アイロン・ドライヤーの前におすすめ
- 香りは大人っぽいホワイトフローラル系
⑤ 8 THE THALASSO(エイト ザ タラソ)|モイスチャーライジング&リペアブースター 導入液ヘアミスト
\“海の力”で髪の基盤から守る!/
海藻エキスと海洋深層水で髪をしっかり保湿し、熱ダメージを防いでくれる美容液ミスト。髪の“基盤”を整える感覚がクセになる。ドライヤー前の“導入液”として使うことで、髪の吸収力を高め、しっかり保湿&補修できます。
📝ポイント
- プチプラで手に入りやすい、毎日使いやすい
- 海の栄養成分がたっぷりでしっかり補修
- 熱から守るだけでなく、ダメージを内側からケア
6. まとめ:熱を“当てる”なら、“守ってから”が常識です。(新時代ドライヤーも◎)

今回は、ドライヤーなどの『熱』から髪を守るアイテムを紹介してきました。
「日焼け止め塗らずに炎天下に出ないでしょ?」
→ドライヤー前も同じなんです。
髪のダメージって、意外と積もり積もって気づかないうちに進行しがち。
大事なのは、守ってから乾かすこと! これが、未来の髪のまとまりを決めるカギです🔑✨
熱を当てる前に、しっかりとミストやオイルでプロテクト。これでダメージの進行を防ぎ、乾かした後もまとまりのある髪に仕上げましょう。
そして、新時代のドライヤー、これも見逃せません!
例えばリファやダイソンのように、温度調整ができるドライヤーを使えば、髪に必要な熱だけを与え、過剰なダメージを抑えることができます。こうした技術を駆使すれば、さらに髪を守りながら、短時間で乾かすことが可能です。

さぁ、あなたも守ってから乾かし、明日からの髪をより輝かせましょう🌟



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